memo

2024年3・4月

4/5

今月はマイナースケールと5拍子と7拍子の予定でしたが、マイナースケール(ナチュラルのみ)と4拍子と3拍子の大きな括りで割る練習をしています。あと、とにかくいろんな形のスケールを172まで速く弾く練習。

自由に色々弾くためには、「指で弾く」みたいに弾けるようになったら良いんじゃないか、と思って、腕を指みたいに使えるようになりたいから、速く弾く練習をしています。

先日は久しぶりに自分で企画したライブ「バチカンジャー」でした。佐藤さんも関島さんも大尊敬のお二人で、私は企画を決めてからずっとドキドキしておりました。新曲はたくさんご迷惑をおかけしましたが、お二人の力でなんとか発表でき、ライブ当日は満席のお客さまに企画を誉めてもらえました!やはり、みんな待ってた!お二人からもお客さまからもまたやろう!と言ってもらえて本当に良かった。

ホメリはいつも勇気と元気をもらえるなぁ。

4月に突入し、バラフォンが来たのだけど一部破損していたり(遠くからよく来たねぇ)、諸々連絡祭りでなかなかばたばたしている。

去年、健康診断で目の病気と言われて病院で再検査をして、「正確には私の場合は怪我の跡ぽい。たぶん進行はしないけど、左目のすごく端の方の視野が一部欠けている(進行したら欠けが広がるかもしれない)」とのこと。今のところ全く生活に支障は無いんだけど、思いがけないところに突然壁があって時々激突したり(視野の問題なのか自分の歩き方の問題なのか不明)、前髪切る時に左右の目の見える範囲がかなり差があることに、なんとなく納得したような感じ。

生まれてこれまでずっと当たり前のように『視覚』に重きを置いて生きていて、ほかのミュージシャンが『気になる音』を意識できていないことも多くて、そういう意味でも音楽には才能が無いんだな、と心から思っていたのですが、もしかして万が一『視覚』を頼れない日が来るかも、と思って暮らし始めたら、なんか『聴くこと』が奥深く楽しい気持ちになってきて、ちょっと良かった気がしている。

4月は引き続き速く弾くスケールと、ブルースを頑張ります。


2024年2月

2/25

ご無沙汰しています。

年が明け、相変わらず木琴を弾いています。

少し先の本番で、今のところ到達していない速いテンポで弾く曲があり(作曲者とご一緒するのできちんとやりたいところ)、このところ変えようとしているストロークを極めねばな、と思ったところで2月が始まりました。


私は手を痛めたことで出会った新しいストロークですが、本来はスピードを追求する人が使っているものなのです。

今月中にストロークを完全に切り替えることを目標に、YouTubeを検索したり、前に教わったことを思い出したりして、ひたすらシングルストロークを速くする練習を1ヶ月続けています。

筋肉をつけることと、いらない動きを減らすことだけに集中する、ただただ辛い毎日でした。

ただただ辛いはずなのに、一回弾き始めたら止められなくて異常な時間練習し続けています。(30秒とかで、休み時間もコントロールしている)

ストローク、上手くいきはじめたら止めるのが怖い。上手くいった感覚をすぐに忘れてしまう。


まだタイミングによりムラはありますが、ずいぶん目指しているところへ近づいてきました。

出来たタイミングや出来なかった時に、何を変えたら上手くいったか、どこがキツくて出来ないか、を細かくメモしている。

これは出来ない日のリカバーを速めるのにとてもよい。


筋肉が男性に比べて(たぶん女性の中でも)付きにくいのが体質なのかどうなのか分からないけど、身体のどこかを意識して鍛えていくというのが初めてのことなので、そして初めてってことはこれまで避けていた部分でもあるので、とにかく辛い。

あとはスピードだけに取り組んでいると、当たり前だけど他のことに充てる時間を捨てているわけで、そんな焦りも常にある。速いかどうかなんて、大事なことでは無いですよ、と私の中の音楽の神様が常に大声で語りかけてきている気がするのをずっと無視しているから、だんだん心が半分欠けたような気持ちになる。

それでも今はこれをやる!という気持ちで必死にやる。


新しいストロークは「楽器」と「身体の位置」がこれまでより自由に出来ると思うので、バラフォン(これから始める。座奏。)にも必要だと思っていたのでちょうど良かったです。

あと、たぶん実現させる新しい取り組みにも絶対に必要だったので、こちらもちょうど良かったです。これは行けそうなら来月お知らせします。


今回、少し先に実際に新しいストロークを完全に手に入れた後でしか無理であろうテンポで弾く機会をいただけた訳だけど、これから目指しているところにいる自分は、今できない色んなことがもう「出来ている」はずで、それなら今日、一歩でも近づいていないといけない、と思うようになりました。

なので「目指している活動をしている私が出来ているはずのこと」を一つずつピックアップして出来るようにしていく一年にしたい。


テクニック的に上手いかどうか、色んなことが出来るかどうか、は音楽で生きていくことに実はあまり重要では無いとなんとなく気づいているけど(クラシックでない「木琴」なんて特に。)、頑張って向かうものがないと立っていられない性分なので、やる。


3月は5拍子と7拍子、大きな声では言えないけれど普段ぜんぜん練習してないマイナーキーのスケールをやります。

たぶん、3月も辛いでしょう。

もう木琴辞めたくなっちゃうかもな。

そうなったら辞めればいいとも思っている。


月に一回ぐらいはここで「練習やってるよ!」って言わせてください。



2023年8・9

8/8 Tue.


しばらくライブがなかったので自分のできるようになりたいことの練習をたくさんしていました。

18歳くらいから「わりと努力家」になって(※18歳以前はずっと怠け者でした。)、できるようになりたいことは一生懸命頑張ってきたつもりだけと、「努力が報われた」みたいに感じたことは実は一度もなくて、よっぽど才能ないんだろうけど好きだからまあいいや、ぐらいの気持ちだったのですが、このところできるようになりたいことが近づいている気がして嬉しい。

近づいてる気がするのでますます頑張ろうと思えているのも良い。

4月から練習の見直しをしていて、内容や時間をきちんと記録して、日々どうすれば良くなるかを検討しているのが良いような気がします。

それにしても目標は遠いんだけど。

この調子で進みたい。

最近はソロでちょっとでませんか?と声をかけてもらえるようになったのも嬉しいです。でも色んな人とも一緒に演奏したいです。

あともっとライブ聴きに行きたいなぁ。


9/18 Mon.

毎日が飛ぶように過ぎてゆくなぁ。。

メモを更新していない言い訳ですが。

先日の佐藤芳明さんの企画「耳の内側」でいろんなお話をさせてもらって、思うところがあり、毎日練習の初めにやってる基礎練習をやめてみた。

ストロークについてもそうだけど、自分で「これはこうしなきゃ上手くできない」みたいなものが何もないので、色々やってみるフットワークはとても軽い。

そもそも「上手くできてる」と思えたことがあまりないのが強みなのかもしれない。

いやでも、基礎練習はそんな私でも唯一「積み上げている」と思うものなので、ちょっと勇気が要りました。

ただ「やめた」のは無意識に始める、助走だったり、1日に「やった」と安心を感じるための基礎練習なので、練習中、「もう少し単純な動きだと上手く行くか?」みたいに感じたら基礎的な動きの練習はします。

この動き、こっちの調でできるの?と思ったら全調で試したりもします。

「これからのライブ」でとにかく必要だと思う練習を考えて、毎日一からやってみるのは思いがけず楽しい。

何かを考えて組み立てるのはとても好きなのです。

また、やらねばな、と日々思っていた「楽譜をきちんと弾く練習」の時間も取れるようになった。手癖で自然と避けてしまっている手順が目の前にどーんと出てきたりするので、譜面をきっちり弾くのは大事。

他には先生のレッスンに行ったり、ライブを聴きに行ったり。

本を読んだりしています。

本は「失われたものたちの本」を読みました。とても良かった。

この三ヶ月ソロを引かせてもらった千鈴舎のライブ録音CD-Rも作るつもり。

10月は過去最高量の本番があります。

体力を付けよう。



2023年7

7/23 Sun.

ジャムセッションに参加したり、トンプソンでツアーに行って、帰ってきて千鈴舎でソロ、そして録音でした。

ツアーは三河安城(クローズドの演奏)、岐阜笠松tamako、石川金沢もっきりや。どの会場も暖かく受け入れてもらえて幸せな三日間でした。

素敵なお客様とお店のおかげで演奏も盛り上がったのではないかと思います。

もっきりやには大学の先輩や、クラシック時代のコンクールで知り合ったかわいい友人が来てくれて、とてもとても嬉しかったです。

普段気にしないようにしているけど、私のライブ(特にトンプソン)にクラシックの頃の知り合いが来てくれることはほぼなくて、少し寂しいと思っている。こんなに楽しいことやってるよ、って本当は聴いて欲しいのかもしれないなぁ。

戻って千鈴舎のソロは準備が間に合うか不安でしたが、looperで面白いと思うことを色々試して弾けて良かったように思います。いつもより、断片ぽいものになったけど、聴き直したら割と面白かった。

Looperを使うと木琴だけよりもできることはずっと広がるけれど、それでもとてもシンプルな機械なのでそこにこだわって音楽にしていきたいと思っている。来月も千鈴舎ソロはあります。楽しみ。

録音は同じく千鈴舎からのご依頼で、一曲トレモロ多め、かつ出番多めのものを録りました。打ち込みに居場所を取られがちな楽器なので、お誘いいただけたことがまずとても嬉しかったです。曲もかわいくて良かった。新しいストロークで音色の細かいコントロールがやりやすくなっていることと音ミスが格段に減っていることが確認できて、ちょっと自信になりました。

今週からしばらくライブがないので自分のやりたい練習を頑張ります。



2023年6月

6/2 Fri.

このところ、尊敬している先輩たちに悩みを聞いてもらったり、やりたい活動の話を話したりしていて、とてもありがたい。

4月に素晴らしいライブを聴いて、それ以来ずっとそこを目指していて、あまりにも全てが遠くて落ち込んでいるようなことを前にも書いた気がしますが、自分も遠いし、同じ場所を目指しているような人は少ないんだろうな、と言う寂しさも感じている。

その部分を聞いてもらえて嬉しかったです。

最近はお気に入りのYouTubeのライブ動画やCDに合わせて練習するのが流行っています。勝手に参加。

とても楽しい。

明日は注目のトリオ!



6/20 Tue. 

更新が滞っているな、、

暇なわけではありませんが、そこまで活動が忙しくもなく、たくさん練習していて、練習のことは手帳に書いているのでここに書くことがあまり無い。ような言い訳。

先日吉島智仁くんと外山明さんのドラムデュオを聴いて、とても楽しかった。終わったあと、外山さんとグリップの話など出来て、それも幸せでした。

バラフォンやってみたいな、と思っています。

今は勉強と練習をたくさんしたい気分の期間で、じゃあいつになったらそれを「発表」したくなるかというと永遠にならないから(性格的に)無理にでもやらなくちゃ。

来月からセッションにもう少し行ってみる。

オスカーピーターソンのオムニブックを買いました。楽しみ。


6/28 Wed.

週末はこのところいつもトンプソンで録音したりライブしたりリハしています。

トンプソンメンバーはみんなおじさんみたいなので(褒めている)気楽です。

1人で練習している時はとにかく出来るようになりたいことに全く追いつかなくて、ずっと辛い。

少しは良くなってるところを見つけて行かないとな。

昨日は一瞬ストロークが良くなったので嬉しかったです。

今日は大学時代からの友達hitomiちゃんのライブを観に行きました。とってもよかった。同じようにクラシックやってた友だちの今の違うジャンルの活躍を見ると、本当に励みになります。

今の自分の方向を再確認している。

るる。



2023年5月

5/17 Wed.

このメモを書くのをあまりにも忘れていた。

空いてる時間はずっと練習しています。

ハイドパークフェスにトンプソンで出たり、注目!もあったり、ルーパーを使っての木琴ソロも無事に終えました。

前回のメモに書いた、奇跡のようなライブを私も出来るようになりたくて、そのためにはどうしたらいいかを考えている。

新しく始めて1ヶ月ぐらい経つ練習が割と役に立っている気がします。多くの人が指で弾いてるソロの音を、私は腕で弾くので、反応がどうしても鈍く感じる。それをどうしたらいいか。

あと、今までに「奇跡」に近づけた気がする瞬間を感じたライブが私にも一応あるので、その時一緒に音を出した人を聴きに行ったり、その瞬間の感覚を思い出したりしてみる。

足の裏が大事な気がしている。


5/29 Mon.

ひたすら練習したり、ココミエライブだったりでした。

私の中で「人前で楽器を弾くための準備」は、大きく分けてふたつあって、ひとつ目は「頭の中の歌をきちんと歌うこと」もうひとつは「頭の中で歌ったものをその通りに外に出すこと」だと思っている。

頭の中の歌をきちんと歌うこと、はメロディやコードやリズムを「ふさわしく」するための勉強が必要で、(学校では「アナライズ」と習います。)正解は無いんだけど、たぶんちょっとはある。少なくとも私にはある。何も考えて居なそうなのに、ばっちりわかってるような人もいれば、当然勉強して居そうなのに、あぁ、、と思う人もいる。

もうひとつの、頭の中で歌ったものをその通りに外に出すこと、は簡単に言えば楽器を練習すること。これは、難しいことがたくさんできる楽器の方が大変なんだけど、こっちを頑張り過ぎてひとつ目のそもそもの歌うことを忘れるときがあるので注意が必要。難しいことが「出来た!」ときに、歌は歌えているか、いつも確認しないといけない。

いつも考えていることを整理して書いてみました。

今はスケールの勉強をしています。




2023年4

4/2 Sun.

あまりにもいろんなことがあって何も書けなかった。

3月最後の日曜日は三崎まで『いしいしんじ祭り』に行ってきました。私のCDに収められている「組曲 雪屋のロッスさん」はいしいさんの作品に音楽をつけたものです。お礼を伝えたくてボランティアで参加しました。

祭りが終わって、緊張しながらいしいさんにCDをお渡しすると、すごく丁寧にサインをしてくれて本当に嬉しかった。他のみんなはビール飲んでるのに、私と話すことにたくさんの時間を使ってくれた。私はこんな風に人に接することが出来ているだろうか、とずっと考えている。

その後chikuwayaのニューバッヂが届き、写真を撮ったり情報を更新したりしてお店は再び始まりました。3月はわりとかかりきりで頑張っていたので形になって嬉しいです。監修の皆さまには本当に素晴らしいアドバイスをたくさんいただきました。感謝。。

4月初めの土曜日はクラウンパレードに急誘っていただき、ジンタラムータで木琴と鉄琴を弾きました。練り歩きの曲は暗譜をしなくてはいけないのでボクシング行きながら覚えた。みんなでの演奏はとても楽しかったです。またやりたい!

そして夕方からはそのままロッキートップに行き、バイトしながらcrying uncleを聴く。素晴らしかったです。最近Jacob Collierをお勧めされてよく聴いているのだけれど、同じ若者の音楽だとして、crying uncleの方が好きだな、となんとなく思う。自然だからかな。どっちもめちゃくちゃかっこいいし好きだけど。木琴のソロをやる時に目指したいと思うものの一つはフラットマンドリンやフィドルのソロなんだけど、そもそも2本のマレットじゃ無理なんじゃないかと改めて思ったりもしました。

うむむ、なにをどう練習してみたらいいのか、考えています。

最近いろんなところで「がんばってるね」とか「練習好きだよね」とか言われて、大学生の時みたいな孤独な気持ちに傾いている。みんなはがんばってないのかしら。そんなことないでしょ。

開き直ってやっていかねば。

トンプソンでハイドパークフェスのサブステージに出られることが決定しました。とても嬉しいです。たくさんの人に聴いてもらえることも、大きなフェスに呼んでもらえる(音楽を信頼してもらえている)のも嬉しい。

私たちがまず楽しめるように色々考える。

キソウチは今日からテンポを上げて、667686でやっています。

4月からは生活が少し変わる。



4/18 Tue.

4月に入り、大人になってこんなに練習出来る期間はこれが最後かもしれない、と言う日々を送っています。そしていつまでこの生活が出来るのかはまだわからない。

幸い(では無いんだけど)4月前半はライブが少ないので、練習を記録しながら自分にきちんとノルマを与えて取り組んでいる。毎日のリズムがだいぶ掴めて来たので『日々の予定を組む』ことに生じる疲れも減りました。

これはいいぞ、って練習メニューもいくつかあみだしました。

4月の頭にコットンクラブで聴いたライブがとにかく凄くて(Wolfgang Muthspiel Trio)木琴でああなるにはどうしたら良いのか悩んでいる。ずっと悩みながら練習して弾いています。

日々は続く。





2023年3月

3/7 Tue.

先週のはじめに気持ちの中で大きな出来事があって、なんとなくぼんやりと過ごしていた。

音楽はずっとフレッドハーシュとエスペランサのデュオアルバムを聴いていて、その間はとてもわくわくして楽しい。


週末は久しぶりにたくさんの時間を練習に充てられて、色んなことを試せました。

CDを聴いて聴こえてきたことを色々木琴で試してみたり、ここでこのスケールはどうかな、とか、どの音がいい感じに聴こえるんだろうとか、ずっと楽しかったです。

ライブも一つ聴きに行きました。ものすごく上手だったけれど、わたしが目指したいところとは少し違うような演奏だった。

でも、そういうのを聴くと、じゃあどこが(やりたいことと)違うのか、とたくさん考えるのでとても良いです。


やってみたいな、と思う活動があるんだけど、まだまだ無理かもしれない。でもやりたいなー。悩んでいます。


5/11に木琴ソロ決めました!

ルーパーをお借りしました!よし!

目指す方へ行けるように、練習あるのみ。


3/15 Wed.


本番は少ないのですが、来年度からのchikuwaya(私がやっているweb shop)の準備やら練習やらでキャパオーバー気味のところにどうしても書いてみたい編曲が出来てしまい仕上げたり。(トンプソンで音出してもらいます)

なかなかバタバタな暮らしです。

それなのに新たな予定を入れようとしていたり。全部ちゃんとやる。


今やっている、たぶん誰でもリズム感良くなると思う練習が、頭が忙しいんだけど楽しくて、1日に何回も繰り返してしまう。

あと、だいぶ筋肉が付いてきたのかキソウチのテンポがついに90で3分出来ました。

仲間がいないのでこれが速いのかよく分からないけど。

速く安定して弾ける日はたぶん余裕が生まれるからか、他のこともだいたい上手く出来ます。よいこと。

このモードにもっと頻繁に入りたい。

日々はつづく。



2023年2月

2/7 Tue.

週末は岡山の実家に帰っておりました。

両親と祖父母とゆったりしました。


今週は木曜日に注目のデュオ!ありがたき満席御礼!あとはリハーサルがいくつか。

今月は本番が少ないのでこれからのネットショップの準備をしたり、撮影の準備をしたり、ご依頼いただいたチラシを書いたり水面下でぱたぱたしています。

最近の基礎練習メニューはキソウチ、半音階、スケール色々、拍子を決めてポリリズム、2-5-1、7拍子で色々やる、と言った感じで3時間。わりと楽しいです。

日々は続く。


2/21 Tue.

更新が滞っておりました。

仲間と箱根〜富士急ハイランドで羽を伸ばし、帰ったら突然のスランプであんまり弾けなくなり(速さや、リズムの捕まえ方など)、リハーサルやって注目のデュオやって、リハーサルやって、オミセイベント、矢島絵里子さんとのデュオみたいな日々でした。

いつものキソウチの一番速いテンポは2分音符=84で32分音符をオルタネート三分なのですが、84で三分持たない日が続き、もうダメかと思いました。80ぐらいに落としてだましだまし続ける日々。

元々手が速く回る方ではないので100まで行けたらもう速くしなくていいかなと思っているのですが、なかなか辛かったです。

なぜダメだったのかわからないまま、ぐっすり寝た翌朝突然直った。今日は88で出来た。

寒かったからかしら。

。。。

春に向けて少しずつ演奏のご依頼をいただけてきていて嬉しいです。

もっと色々やりたいぞー。


そして2台目のdrummer's special 844の部品が完成し、2台体制が整いました。舞台のお仕事とか、出来るといいな。

2台目のdrummer's special 844はとてもよく鳴る、良い楽器です。嬉しい。


ちくわやの充実も頑張る予定でどんどんねこを描いていると曲が作りたくなってきています。

曲も作ってソロライブもやろう。


次の本番は福生にて、パントマイムと一輪車の舞台「おばあちゃんの秘密」です。

とても楽しみ。。


2/27 Tue.


週末は福生にて香山ひまわりさんのパントマイム&道化芝居『おばあちゃんの秘密』にオドラータで出演しました。

翌日曜日はトンプソンのリハーサル。急に作った新曲を音出してもらいました。

なんだかいろんなことを考えていて、長いような短いような1週間だった。


考えごとの一つはまず、Twitterで見つけた、

*****

「断言する偉い人」

になると商売はうまくいくが

成長が止まる

*****

という言葉。ボイストレーナーの岩崎大貴さんという方がおっしゃっていました。自分が人に物を教えるときにいつも、「すごくうまくいかない」と感じることや、お仕事などで出会って、なぜだか胡散臭く感じてしまって親しくなれなくなる相手のこと(とても失礼だけど)の正体がここに詰まってると思った。

これについてはずっと考えていく。

商売も出来ないと生きていけないので。


もう一つ考えていたことは、やりたい音楽のこと。そのために自分に足りないもののことを考えている。


あと、ひまわりさんの舞台に参加して、「欲しいときに必要な音を絶対出す」みたいなことについても考えていた。ある程度の長くない期間で、信頼関係を作って舞台にしていくためには、どうやったらやりたいことを正しく汲んだり伝えたり出来るんだろうか、というようなこと。

言葉にするのは下手なのだけど、いい空気で可能な限り伝える、わからないことは聞くというのはすごく大切だと思う。その点、みんなフランクに想いを伝え合えるとてもよい現場だった。

もちろん音楽だけの現場であっても、出してる音だけでやりたいことが伝わるとは思ってはいけなくて、伝えようとすること、汲もうとすることをいつもアンテナ出してないといけない。


今回の舞台では、きちんとクラシックの曲を1フレーズ弾くタイミングがあったのですが、(ひまわりさんの希望ではなく、オドラータで決めた曲として)そういうときいつも本番で上手く弾けないんだけど、今回は出来た。ちょっと成長しました。ここはこうする、と決めたことを本番できちんと出来るように、と言うのは今後私がやりたい活動をするためにどうしても必要だと思っているので、引き続き意識してやっていく。




2023年1月

1/3 Tue.


年が明けました。ホームページ作って一年、なんとなくこの日記も続けられています。

年末からお正月と、気持ちがあまりまとまらないまま今日まで過ごしました。

28日のシカラムータ、とても楽しかった。大熊さんの曲、素敵だなぁ。メンバーのみなさまも最高でした。

大きなバンドに入ると、「木琴のやること」をずっとずっと考えて弾くのですが、木琴らしいおもしろいところもあったし、普通にメロディ弾く楽器として扱ってもらったところもあって、嬉しいし幸せでした。


今年、生活がこれまでと少し変わる予定で、私の時間の全てを木琴と音楽になるべく使って、目の前の音楽が良くなることだけを考えようと思っていたのだけど、年末年始に「今の暮らし」が大変な人の話を聞いたりして、私にできることは無いんだろうか、と考えはじめている。

その人たちに対して私の時間やお金を使ってできることがあるんだろうか。

それとも私は木琴に向かった方がいいのだろうか。大変な人がいることを知った今、手放しで木琴に向かえるのかしら。

政治がもっとちゃんとしてたらな、選挙に行くのは一番簡単な私のできることだな。


どうしていくのが良いのか、もう少し考えます。



1/10 Tue.


今年も弾きはじめはodorataの新春音楽会でした。久しぶりのオドラータで、その中でも久しぶりの曲をたくさん弾きました。

譜面を読んできっちり練習するのはやっぱり楽しい。悔しいところもありましたが、良い音楽会だったと思います。

小さい木琴(korogi MX32R)を弾くことも久しぶりだったのですが、新しいストロークの中で筋肉を使う位置を考えたりして、前よりもいろんなニュアンスの響かせ方を出来るようになった気がします。

大きい木琴(drummer's special 844)に比べてタッチに対する反応が素早いので、やりやすい時もありますが、音量の変化やアタックの変化が大げさになり過ぎないよう気をつけないとな、と改めて思いました。


その後週末はひたすらスケールを。22種類のスケールパターンと言うのをYouTubeで見つけてからやっています。(最後の2つは難しいので20種類)

一つの種類をピックアップして全調で弾いたり、キーを決めて20種類続けて弾いたり。

あとは手元を見ないで半音階と普通のメジャースケールを弾く練習もしてみました。頭の中でここが黒鍵、と言うのを改めて認識するのは面白い。速くすると出来なくなるので、速い時にいかに考えより先に弾いているかに気付かされたりしました。


今週は注目のトリオそしてデュオです。たのしみたのしみ。



1/19 Thu.


最近家族が、「好きなことがあるなら、とにかく本気でやりまくれば良いと思う」と言っていたのが心に残っていて、とにかく木琴を弾きまくっています。

楽しい。

お正月明けてからしばらくやっている転調するスケールの練習も前よりずっとできるようになったし、ストロークを変えてからたまに感じられていた、「手のひらの中でマレットが自由に遊ばせられている感覚」に到達することが増えている。たぶん、音がだいぶ変わってきたのでは、と思います。

4月からの新生活に向けて、手ぬぐいとバッヂの種類を増やそうと思っているのだけど、まだ頭の中だけです。絵が描きたくなったらやろう。


今年も注目のトリオ!&デュオ!もたくさんやりたいな。

好きなことはとにかく本気でやる!


そんな毎日にしたいです。



1/24 Tue.


今週は寒くなるそうです。

今はすごい風。

週末はきつねのトンプソンでロッキートップワンマンでした。たくさんの方に来ていただけてとても嬉しかったです。

3ステージでxylophone ragは6曲弾きました。とても自由にできた曲が何曲かあって、その状態に入れたのは何故か、ということを考えている。

トンプソンのワンマン前はいつも全く余裕がなくなるので、終わるとホッとします。

少しずつ良くなっている。

また次に向けて練習を始めます。


これからしばらく小さい木琴でパントマイムのステージの音楽や朗読の音楽が続きます。少し決めて、自由に音を合わせていくのはとても楽しいです。

頭の中を広くして弾くつもり。



1/31 Tue.


最近一つ発見をしたので書いておく。

昔から絵を観るのが好きで、美術館にも行くし、画集を買ったりもする。絵を観ると、色の感じや線の感じやどんなところを捉えようとしてるかで、あの人の作品かな?みたいなのが割とわかるのだけど、音楽(クラシック、特にオーケストラの作品)は、「この人の作曲かな」にまったくならない。音楽を聴くのも好きなのになんでなんだろ、向いてないのかな、とずっと思ってたけど、作る人と弾いてる人が違うからだと気づいた。

「この人が弾いてるのかな」には割となるのです。

弾いてる人、その人の音色というのがとても大事なんだと思う。


そしてオーケストラはたくさんの人が一つのものに集中して関わっているのが「こわい」と思ってしまうのも私のこの聴き方が原因のような気がしている。

時々取り出して考えるテーマにしよう。


さて、今週は秋元紀子さんの朗読公演にオドラータで参加しました。前回から数年空けてのゲーテ座、音量や音域の外し方など「成長したな、、」と思える舞台でした。

木琴の柔らかい音が良かった、と言っていただけて、木琴は本来あまり「柔らかい音」担当では無いのだけど、少しでも柔らかくお届けできて嬉しかったです。

音を入れる箇所を相談して、しっかり作って、本番は割と自由に遊びました。

楽しかった!!




2022年12月

12/6 Tue.


一月の朗読公演とのリハーサルをしたり、溝ノ口カレーできつねのトンプソンだったりな週でした。

木琴を始めた頃の目標、「木琴ペラペラになる」に確実に近づけているような手応えを少し感じている。

もっと、一つずつ身につけて、着実にステップを上ることを予想していたけど、なんだかランダムな感じで近付いているなぁ、よく分かんないけど、前よりいいぞ!という印象。

でもたぶんずっとこんな感じなんでしょう。

思ってもないようなことが起きると面白い。


溝ノ口カレーは満席で盛り上げていただきました。楽しかったなぁ。いいぞ!と思ったところをお客さんに指摘してもらえて、それも嬉しかった。


次のトンプソンは久しぶりの配信ありなので、こちらも、いいぞ!ってなるようにがんばろ。


最近は、1ストローク目から思ったように身体を動かすためにはどうしたらいいかをずっと考えている。運動神経がないからなのか、いつも曲のはじめの辺りは微妙な感じなのである。


あとは人に教えるのが下手すぎるコンプレックスが爆発しそうである。

「教える」のは、私の役割では無いのかもしれない、と思い始めている。


今週は、【或いは週の真ん中を過ぎたあたりのトリオ】アコーディオン佐藤芳明さんとドラムス吉島智仁くんと。

来週は【独奏と合奏】関島岳郎さんと。

どちらもものすごく楽しみです!


12/12 Mon.


来月の秋元紀子さんのリハーサルをやったり、佐藤芳明さんと吉島智仁君とのトリオや、今週の関島岳郎さんとの合奏のアイデアを考えたりチラシを描いたりの週でした。


トリオは大きい木琴(drummer's special844)を弾いてみました。f大きい分、可能性が色々あるけど、大きい分立ち位置を切り換えるのが大変だと気づいた。自分のソロが終わって、じゃあバッキングやろうと思って1オクターブ下に行こうとして、その時に目を見られなかったり、目を見たら音板見られなかったりする。課題です。

全体的には面白かったです。佐藤さんの曲はやはりかっこいいなぁ。


私が「和音」に挑戦した曲「sanka」もみんなで演りました。楽しかったと言ってもらえて嬉しい。この調子でまたこんな曲作りたい。

10年近く前に突然「色」が分かるようになった感じでいま、突然「和音」が少し分かるような気がしている。

なんとなくアランさんのおかげだと思っている。

(いつもアランさんの音楽をやる時は、音源を送ってもらって、私がメロディとコードを自分用の譜面にするのです)


今週は関島岳郎さんとの「独奏と合奏」です。関島さんが木琴に曲を書いてくれました。そんな幸せなことが起きるとは。。



12/18 Sun.


関島岳郎さんと、「独奏と合奏」そしてトンプソンのリハーサルなどの週でした。

独奏と合奏、良いライブだったと思う。xylophoning machineにパートを加えて関島さんに吹いてもらったり、私が繰り返す中でソロをお願いしたり、それぞれの独奏の時間も面白く、あっという間に過ぎました。

私が面白いと思っていることをひっそりと伝えるのにぴったりの会だった。応援してくれるホメリとお客さまに心から感謝します。


来年度からの自分の動き方が一つ決まって(決まるまでになかなかのゴタゴタがあり、大変でしたが)ちょっとだけすっきりとした気持ち。

トンプソンは少しずつ新曲が増えたりアレンジが固まったりしてきている。

年末のシカラムータの譜面も届いた。

武道館にYUKIを観に行ったりした。


来年からはどんなことをしていきたいかをずっと考えている。そのくらい、目標にしていることをありがたく実現できた年だったように思います。


先日の佐藤さんや関島さんの書いた曲を弾くときの意識や、YUKIのライブに乗っている憧れの先輩のことを考えたりして、「肝心な時に自信のない自分」を卒業できるんじゃないかと思っている。

そして卒業できたら今よりもっと色んなことを選んでいけるんじゃないかと思っている。



12/26 Mon.


クリスマスはきつねのトンプソンで千鈴舎でした。初めてのライブ丸ごと配信!緊張しましたが、会場のお客様があったかくていつも通り楽しく終えました。良かった。


最近、木琴の面白さがこれまでと変わったように感じていて、それはどこだろうと考えている。

ストロークを変えて、今まで「一か八か」みたいに弾いてた部分に安定感が出てきて、周りを聴く余裕が少しずつ生まれているのだろうか。

とにかく全神経を集中させないと音が当たらないと思ってた部分で、少しゆとりが持てるようになっている。

あと、和音の譜読みもだいぶ早くなってきたからかも。

時間がかかったけど、やっと、という感じ。


今日はシカラムータのリハーサルでした。

憧れのみなさまと、素敵な曲をたくさん練習して幸せでございます。


目の前で起きる色んなことを一つ一つ面白がっていきたい。それぞれの人が一つ音を出してそれが合わさってるんだよ、っていう音楽を味わうのは楽しいよ、っていうのをもっとみんなに伝えるにはどうしたら良いんだろうかと考えています。












2022年11

11/6 Sun.


すみゆめ踊月夜と言うイベントでジンタらムータの一員として演奏したり、注目のデュオで立川で演奏したり、オペラシティにアンドラーシュ・シフ様を聴きに行ったりしました。

マリンバを弾いていた頃、ヴァイオリンの曲に取り組むことが多く、お手本にしたい演奏を図書館で探して聴き続けて出会ったのがヴァイオリン塩川悠子さんのCDでした。その後、昔ピアノの先生に貸してもらって聴いていたCDが塩川さんの旦那さまのシフ様のものだったと知り、いつか絶対に生で聴こうと決めていました。

隅々まで命が行き届いた歌が重なっていく様子が本当に尊い時間で、あっっと言う間の2時間半でした。研究と練習をどれだけ積み上げたらあの場所に行けるのか、わたしはたとえ16小節でも人前であんな風に弾ける曲は無いな、と落ちこんだり。

「アナライズ」について、家族と話をしていて面白い発見があったのでちょっとこれからに活かしてみたい。


最近、ライブやイベントや今までよりもたくさんお誘いいただけていて、木琴をライブでこんなに弾いてるのは日本では猫のむぎちゃんと私ぐらいだと思うのですが、木琴好きな人がもっと増えるといいな、と思っています。

来週はトンプソンで小岩ワンマンとイベントやセッションで弾きます。

やるぞー!


11/13 Sun.


きつねのトンプソンワンマンや、八王子で注目のデュオのクローズドコンサート、オミセホメリでセッションやったりしました。

ストロークを変えて、ようやく全部切り替わってきたと思う日々。キソウチの調子も先週はあまり波がなく、安定して弾ける感じでした。

新しいストロークで、体の位置もいい場所に保てると、嘘みたいに上手く弾けることが時々あります。これがずっとキープ出来るといいのだけど。

そして、上手く弾ける状態でひたすら弾き続けると、2時間ぐらいで突然「飽きる」と言うことに気がつきました。そんなことは生まれて初めてで結構びっくりしたし、狼狽えましたが、、今はなるほどな、と言う気持ち。

そしてそういうときは同時にスピードの面でも余裕もある。


次のところへ行きたいと強く思っています。

前より、少しわかるようになったアドリブをもっと面白く研究します。


来週末はあまり忙しくないのでソロの曲を作ったり途中になってる木琴と電子音の実験とかします。苦しいかもしれないけど、楽しみ。


11/21 Mon.


注目のトリオで演奏したり、大好きな先生の元へレッスンに行ったりしました。

土日は久しぶりに予定が無かったので、これからのことをしっかり考えたり、曲を作ろうとしたり、ソロのおさらいをしたり。

思ってたよりずっと、あっという間の2日間でした。

練習は最近はチェンジアップを入れながらスケールをやっています。なんとなく効果はあるような気がしている。

もっと疲れてない状態で長い時間色々試しながら練習したいなぁ。

この時間を作るのも仕事だよなぁ、などと考えている。

私は人に教えるのがとても苦手なので私に教わるのはあまりお勧めしていませんが、じゃあ音楽家として生きていく方法はどんなものがあるのだろうか。

木琴が好きな人が増えて、ライブにたくさんきてくれたり、演奏のお仕事を依頼してもらえたりすると良いのだろうけど、「木琴を好きな人」というよりは「音楽が好きな人」がもっと増えると良いのにな。目の前で起きる音楽を楽しんでくれる人が。

そのためにはまず演奏する人が「音楽」をちゃんとやらなきゃな、などと思っています。



11/28 Mon.


12月のライブ「或いは週の真ん中を過ぎたあたりのトリオ」のリハーサルや木琴ソロで千鈴舎に出たり、きつねのトンプソンのリハーサルなどをやっていました。ひさしぶりに二曲書いて、あと一曲出来そう。

実家から届いた干し柿と併せ柿が美味しくて毎日3個食べています。


アコーディオンの佐藤芳明さんとご一緒するのはいつもすごく楽しいです。曲がかっこいいし、演奏もかっこいい。今回はドラム吉島智仁くんとトリオなので、さらにリズムがかっこよくなる予感。あと、静かな曲もぜったいより良い感じになる予感。

リハーサルも濃かったし、楽しみです。

新曲を音を出してもらったのですが、最近考えている「到着しない和音」のことと、ずっと書きたかった「地に足を着けてないリズム」が思ったよりちゃんと現れている、気がする。とても嬉しい。けど書きながら、これは佐藤さんが弾いてくれてるからかもしれないと思い始めた。

素晴らしい人に初演してもらえて幸せです。


ソロは対バンのRuheさんがその日で解散と聞き、しんとした、でもあたたかい冬の曲を作ろうと思いました。和音の聴こえ方が難しかったけど、上手くいっただろうか。

全体的に硬いマレットの曲が多くて、課題が残ります。動画撮って練習する。

1人で色々やりたいと思って始めたxylophoning machineですが、来月は関島岳郎さんに入っていただきます。ライブ「独奏と合奏」で、どんなふうに膨らませるか、わくわくしながら考えている。

きつねのトンプソンのリハーサルは吉島くんの新曲と、新めの曲の構成などを固めたり。みんな、自分がどうやったら面白くなるかなーって考えながら試して弾いていて、良い時間でした。

次回は溝の口で演奏します。

楽しみ。


千鈴舎さんにはなんと私の紹介ブログを書いていただきました。ありがたい。。

くよくよしがちな人間だけど、時々これを読んで頑張ろうと思っています。










2022年10月

10/4 Tue.


今年は過去最高にたくさんライブの機会をいただいていて、その分成長しているのだろうか、と時々考える。


コードやアドリブの勉強はわりと進んで、前より苦手だと思わなくなったり(むしろ楽しい)、ビンテージの木琴を手に入れたことも大きくて、前より色んなことが出来るようになりました。

以前、「知らなかったところには戻れない」と言う話をものを作る友人たちと話して、「一番知らなかったころの作品の尊さ」には敵わない、と1人が言ったのだけど、私はそんな気持ちにはなれなくて、いつも全部「知ってる」になりたい。性格なのかな。


これからも勉強したり研究したり試したりして、出来るだけのことを知って死にたいと思っています。



10/9 Sun.

昨日はきつねのトンプソンライブ、一昨日はきつねのトンプソンそして注目のトリオのドラム、吉島くんのソロ「静域」を聴きに行きました。


吉島くんのライブはとても良かったです。

「どんな音が鳴っても僕は「その音」を楽しみますので、携帯が鳴っても、シャッターの音がなっても、おしゃべりしても良いし、リラックスして聴いてくださいね」と始めに前にお話をして、静かな音でライブが始まりました。

一人で「ソロ」となると私はどうしても緊張感のある空気を作ってしまうのですが、とても繊細な音色なのに会場は穏やかで、発信する人は一人のはずなのにそこに集中し過ぎていない独特の広がりを感じました。

後半はみんなも「物音」で反応したり、最後はそれぞれ小さな楽器を配られて音を一緒に合わせたり。でも全員「自分が」何をやろう、と考え過ぎていなくて、吉島くんを聴いて、他の人の音を聴いて、そこに加わろう、と言うのが伝わってきました。多くの人が楽器を持った時の良くない意味での「一体感」みたいなのもまるで無くて、みんなそれぞれがそこに聴こえる音を楽しんでいて、(いろんな音の聴こえるバランスも、どこから歌うかも、歌いたいかどうかも、本当はみんな違うと思うから)良かったなぁ。ここにいると安心、と思う何かがありました。

吉島くんがレッスンに来るいろんな人やセッションで出会う仲間や、吹奏楽団の友達を愛おしそうに話して教えてくれる様子そのままの、「人を受け入れること」がすごくわかる良いライブでした。

そんな人とバンドができて幸せだなあ。


きつねのトンプソンのライブはリハからの長丁場でしたがみんな無事に3ステージ弾き切りました。私はストロークをガラリと変えて初めて長時間演奏でしたが、手があんまり疲れていないのでやはりこのままやってみようと思います。コントロールの精度を上げるために、ちょっとずつ速さを変えて練習した方が良いような気がする。


10月はこれからどんどん弾きます。

楽しみ楽しみ!


10/17 Mon.

想像を超える速さで10月が過ぎていきます。

先週は注目のトリオ!注目のデュオ!その間に大好きなストラーダを聴きにいきました。そして日曜日は生まれて初めて自分で通関して楽器を輸入しました。


ストラーダは間違いなく今のわたしの元になっているものの一つで、はじめっから最後まで全部最高でした。こんな音楽家になりたいとずっと思っている。

ストラーダを聴いて、注目!とトンプソンで木琴弾いて、来週はピアソラ(非公開)を弾いて再来週はシフのピアノを聴きにいきます。わたしの全部、みたいな日々。

全力で楽しみたいです。


そして昨日、成田空港に行き、無事に木琴が我が家にやって来ました。おすすめだよ、と言われてちょっと迷って購入を決意し、支払いに手間取っているうちにドルがどんどん上がり、輸送費もびっくりするほど高く、なんとかコストを下げるため自分で通関。成田まで運転してくれた家族には本当に感謝。

2台目のdrummer's special844は最高のコンディションです。ちょっと興奮しています。

大事にします。

週末はトンプソンで安中と曙橋!

そして来週木曜日は私ははじめての全編即興でダンスとのライブです。

なにをやろうか。わくわくしている。


10/30 Sun.


安中、曙橋のツアーを無事に終え、即興ライブをやったり、注目のデュオ!やったり、誘ってもらった録音に参加したり、クレズマーミーティングに出たり、リハーサル見学させてもらったりしていました。

安中はひさしぶりだったけど、暖かく迎えてもらえて、とてもいい空気で幸せでした。楽しかったなぁ。曙橋バックインタウンは一年ぶり、初企画の対バンもとても素敵だったなぁ。

素晴らしく才能のある、本当に素敵な方と出会うことが多く、いつものバンドメンバーも色んなところで大活躍していたり、それに比べて私は、、と、このところ落ち込んでおりました。今も悩んでいるけど。

そんな方々と出会えて、ご一緒させてもらえるのはチャンス!と思って頑張るしか無いなぁ。

来週も盛りだくさん。元気で乗り切ります。








2022年9月

9/2 Sat.


毎日あっという間だなぁ。

ツアーから帰ってきて、「楽器を弾く人の整体」というのに行ってみました。

テディブラウンの動画を一緒に見てもらい、どんな風に弾いたら近づけるかを考えました。

こうしたらいいと思う、というご提案をいただいて、練習の仕方を教わり、取り組んでみています。

今のところとても良い感じ。


その後ライブでも試していますが、人前で演奏する時も良くなっていると思います。圧倒的に筋肉が足りないので、まずはそこから頑張っている。


どうなるのか楽しみだなぁ。


ライブはオドラータがあったりバスキングがあったり、わいわい楽しくやっています。


今日はひさしぶりに曲を選んだり、作ったり、考えたりの時間が取れた。こういうの大事。


9/15 Thu.


更新が滞っておりました。

手帳を眺めて何があったかを思っている。


注目のトリオがあったり、リハーサルやったりしたようです。


最近はコツコツ続けることについて考えています。コツコツ続けることでしか解決できない事ってけっこうあると思う。そして、「やったー解決した!」じゃなくて、気づいたら次のステップにいた、みたいな。


なかなか筋肉は付きませんが、いつのまにかついてるといいな。

いろんなスケールを繰り返す練習はいつのまにか手が進むようになってきた気がします。


そろそろ自分企画を一つやる予定。



9/20 Tue.


相変わらずバタバタしておりますが、バタバタしながら、自分が木琴でやりたいことの中心とか、周りにあるもののことを考えている。

あまり誰もやっていない楽器で、誰もやってないような活動をしていると、思いがけないお誘いもたくさん頂いて、その度にきちんとやりたいことを見つめていなければ、と思う。今できている活動は全部とても楽しくて好きなことで、幸せ者です


マリンバを弾いていた頃は、憧れている活動のモデルのような方が居て、あんな風になりたいというのが「やりたいこと」の指針だったように思います。今はそれを一つひとつ考えて積み上げるような気持ち。

あとは時々振り返って確認中しないと、本当はやりたいと思ってることが日々に埋もれて充実させられて居なかったりする。


最近xylophoning machineとかソロの曲作りとか、試せてないことが多いのでもっとやりたいな、と思ったり。

でもずいぶん調子の良くなってきた新しいストロークの練習ばかり優先させていたり。

計画だいじ。


先週の記事に書いた、自分企画、一つ決めました。るるる。12/14です。楽しみたのしみ。



9/27 Tue.


先週の記事を書いてから、曲を作ろうとしている。ちょっとだけできました。

年内、もうそろそろパンクだなーと思うぐらい楽しみな予定が詰まっています。

全部大事にきっちり準備していきたい。


先週末は川崎市中原区の区政50周年イベントにトンプソンで呼んでいただきました。とても気持ちのこもったイベントで、みんな楽しそうに聴いてくれて幸せでした。リクエストにお応えしたり、みんなが知ってる流行りの曲を弾いたり、そんなことがなんでも器用に出来ちゃうバンドでは無いですが、喜んでもらえてよかった。


10月からは怒涛の日々の予定です。

健康第一。

2022年8月

8/1 Tue.


土日で自宅自主合宿を執り行っておりました。目的は基本的な弾き方の強化(弾きたい音をミスなく弾くこと)と、ジャズの中でリズムチェンジの攻略。

私はオスカーピーターソンさんのピアノが木琴だとかっこいいかわいいだろうなぁと常々思っているので、リズムチェンジのソロを探して研究するところから。

なるほど、この音はこんな感じに聴こえるんだなぁ、などと、色々確認して、楽譜にして読んでいざ、木琴で同じように弾こうとしてみて大変な発見をする。

そもそも、このソロ難しすぎてめちゃくちゃ練習しても弾けないかもしれない。。

出来るようになりたいことがどれだけ遠いかをあらためて突きつけられた気持ちでした。

確かになぁ。「革命」の右手とか、すっごい練習しないと木琴では弾けなそうなのに、その感じで難しいもん。


とりあえず、許せるテンポで弾けるようになるまでひたすら練習する。(同じテンポは目指してたら100年かかりそう)

それと同時に、じゃあ普段何をやっていたらこんなソロが自分のものとして繰り出せるのかを考える。

まえまえから課題にしていた、速いテンポで咄嗟に弾ける「手癖を増やす」というのを徹底的にやる。具体的には短いフレーズを作って練習してどんどん繋げてみること。手順はフレーズによっては完璧に決めるけれど、基本的にはオルタネート(左右交互)。あと、スケールのパターンを増やす。

また、私は「譜面を読む」方が「聴いて弾く」より、圧倒的に学習が速いので、フレーズも、スケールも今回全部書きました。転調してやりたい練習は転調バージョンも書きました。

このところ、書かないで頭の中で作ることにシフトさせてたのですが、やはり苦手で複雑なことは書いた方がわたしには向いている。

そんなところで2日終わり。

まばたきほどの2日間。

果たして目的は達成するのか。


毎日8時間弾いてたうちの1時間だけ曲(ラグタイム)を練習してたのですが、めちゃくちゃ調子が良かった。。

まわりまわって、全部上手くなりますように。


8/23 Tue.


きつねのトンプソンでツアーに行っておりました。3日で三カ所三公演、無事に終えて戻って参りました。

前回の3年前のツアーも同じ三公演でしたが、「バンド」の演奏はどんどん良くなるのに対して「私の演奏」は細部がだんだん雑になっていくのがとても反省点で、今回の課題はどうやってそれを回避するかを考えたのが一つ。

もう一つは即興的なことやみんなの演奏への反応がどれだけ充実させられるか。


一つ目の、自分の演奏が雑にならないためには集中を保つことと、隙間時間にきちんと楽器に向き合う体力を保つことだと思い、とにかくきちんと休むことを頑張りました。

私は「寝る」のが苦手なので、目を閉じて寝てないけど休んだり、よく噛んでものを食べたり、ビタミン飲んだり、食べすぎないようにしたり。

これはとても効果的だったと思います。

きっちり三公演集中出来た!


もう一つの即興的な部分の充実は前回の合宿からの練習がとても良さそうだったので色々続けてみています。こちらはリハの方が良い時もあったけど、これまでよりずっとずっとよくなって来ていると思います。


いつもは緊張とかネガティヴとか色々で、嫌だなーって思うことが多いのですが、とにかく目の前の音楽を最高にすることだけを考えることができた。

とても成長した3日間でした。

めでたしめでたし。


これからもがんばろ。




2022年7月

7/12 Tue.


しばらくメモの更新が滞ってしまった。

7月のはじめにこころみた「木琴を弾いてみようの会」はとてもいい感じに終えられました。ここまで伝えられるかなー、無理かなー、と思うことを伝えられた方もいて、やはりうまくは説明出来なかったより、「こうやった方が音楽が楽しい」「基本として知っておくこととしてこの技術を伝えているが、一番大事なのは、その技術が、いま『音楽』に必要かどうかを毎回考えること」みたいな説明を、みなさん一生懸命汲み取ってくださって、ありがたかったです。

週末は「注目のトリオ」で楽しく演奏しました。

ホメリの12周年をお祝いできて嬉しい。

アランさんの曲をやる時は、毎回色んなことを試すのもとっても楽しみにしています。

個人的には生まれて初めて、本番の日にお腹痛くなりませんでした。。感動。


そろそろ木琴のケースが出来そうなので嬉しいです。



7/20 Wed.


週末はきつねのトンプソン小岩でワンマンでした。

来てくださった方、ありがとう。実は結構色々あり、心配ごとばかりだったけど、全曲暗譜とソロ頑張る、と言う目標はちょっと進めたと思います。

「結構な色々」は完全に回復したら書こうかなぁ。


今回、「ソロ頑張る」に力を注ぎすぎたため、テーマ(アドリブじゃない、書いてある音を弾く)が疎かになっていて、良くないなぁとも思ったので久しぶりボブベッカーさんの動画を見たりしました。身体の使い方を考える。

「結構な色々」とも関連して、ストロークをガラリと変えてみようかと色々思案していますが、多分変えない。

スケールにアーティキュレーションを色々つける練習をしていて、私が木琴で「うたう」ためには、ストロークは今のままの方が良いと思いました。曲のテーマにもアーティキュレーションやうねりみたいなものを加える練習も始めた。

出てくる音はとても面白いけど、時間がいくらあっても足りません。


映画を見てからずっと繰り返しているblack pageはちょっといい感じになって来た。


週末は「注目のデュオ」です。ツアーまではこれ以上演奏の予定を入れず、地道に向き合っていきたい。



7/27 Wed.


出来ることを地道に出来るだけ進めようとしています。目標は立てつつ。


右手の甲が急性腱鞘炎というのになっていました。2週間前の月曜日に。

これまで全く違和感のなかった元気な右手、指のストレッチを強めにやったらなんか調子おかしくて、木琴は弾けたので普通に弾いてたら翌日(これが月曜日)、ひどい腫れと痺れで何も出来なくなる。

その日はバチを持つことすら無理でした。

手を木琴の高さに持って行くことも無理。


病院に行き、これまでなんともなかったと言うことや、前日木琴弾く時に全く痛くなかった(それはそれで怖い)と言うことで、原因は木琴では無さそうなのと(ストレッチや、、)、痛い動きをしなければ2週間ほどで治るでしょうとのこと。

貰った薬を飲んだり塗ったりしたら、とりあえず腫れはすぐ治まりました。

無事に2週間たち、たまに痛い動きはありますが(離れたキーボード打つ時とか背中搔くときとか。)今日はボクシングまで行ってきました。

しかし、平和で健康だった木琴人生で、初めて終わりを考えた2週間でした。怖かった。

強いて言うならトレモロのニュアンスを変えるときに使う腱のようで、そう言う動きをするときは今もちょっとどきどきします。

傷めてからおそるおそる過ごしていたライブ2本は、「弾きまくる練習」が出来なかったので音楽の色んなことをとにかく考えていました。

結果、やはりこれを出来るようになりたい!と言うのが明確になったり、暗譜するための時間が落ち着いて作れたり、いろんな音源を聴いたり、悪いことばかりではなかった。

アキレス腱にも腱鞘炎を持っており、数年に一度ぐらいで突然歩けなくなります。(2日ぐらいで治る。それもストレッチで発症しました。。)

たぶんこんな感じで残るのかな、と思っている。


これからも気をつけて元気に弾きます。

音楽の色んなことは引き続き考えます。




2022年6月

6/8 Wed.


ひたすら月刊木琴を書き、練習をして岡山と福岡に帰省しました。

3年ぶりの岡山は変わらずで、いとことおじさん達にも会えたし(私はおばちゃんが大好き)、ツアーの打ち合わせも出来たし、福岡の家族も元気そうで楽しい帰省でした。

ごろごろしたからまた頑張るぞ。

岡山のなによりも、日差しと空気が好き。ああ、帰ってきたなと思います。


そして今日、毎日キソウチを続けて10年目が始まります。10年のうち2日出来なかった日があるけど、それ以外は毎日必ず30分基礎練習をしている。

最近は続けてスケールなどもやっちゃうから50分ぐらいやってる。

木琴がどうしても触れない日はスティックでリズムを打ちます。

何か役に立っているのか、いないのか(いないと嫌だなぁ)これからも続けるつもりです。

調子が悪いな、と思う日の安定感は違う気がするなぁ。



今週末金曜日はみわぞうまつり。日曜日はアランさんとデュオです。楽しむよ!


6/15 Wed.


金曜日はスターパインズカフェでみわぞう祭り日曜日は立川酒歩たからで注目のデュオでした。

どちらもとてもとてもとても楽しかった。

木琴で何を弾くかを考えるのはすごく好きで、みわぞうさんもアランさんも、私が考えて試すことを楽しんでくださって、アイデアをくれたり、喜んでくれたり。本当に恵まれているなと感じます。

木琴は「パーカッション」の一部として扱える人はきっとたくさんいて、それなのに木琴とちょっとの鉄琴しか出来ない私を仲間にしてもらえることも本当に嬉しい。

スターパインズカフェはずっと憧れの場所だったので、夢が叶ったのも嬉しかったです。

みわぞう祭りの録画を聴いてくれてた家族が、「すごく良いバンドだね!」と言ってくれて嬉しい。

バンドかどうか、というのはクラシックからこちらに来た私にとって、一つ乗り越える部分だとずっと思っている。

るる。

年末に、さらに夢が叶うようなお誘いをいただけて、今死んでも良いや、と思いかけたけど、夢に見合う実力がついてから死にたいです。


トンプソンのツアーも詳細決まりました!嬉しい。

しばらくライブは予定がないので自己鍛錬に励みます。メロディをどう修飾するか、を考えている。


6/22 Wed.


しばらく演奏がない期間が続きます。

旅から帰って小さい木琴の演奏が続いていたので、大きい木琴に身体を慣らすべく練習しています。

この機会に出来るようになっていたいこともたくさん考えて練習している。

ふとした時に練習の話になって、人はあまり基礎練習をしないのだろうか、と思いました。私は基礎練習が好きなのでやるけど、たしかに好きじゃない人はたくさんいそうだし、曲の練習の方が話がはやいもんね。


ライブに行ったり、映画を観たりもしています。ムリウイで聴いたテューバデュオ、とても楽しかったです。一人で観に行った映画「zappa」もとても良かったです。


日々は続く


2022年5月

5/4 Wed.

火曜日更新、忘れてました。

先週は久下さんのドラムソロを聴きに行ったり、麦さんの絵を観に行ったり。

ゴールデンウィークに入ってからはきっちり練習しています。

麦さんの絵がとてもよくて、ずっと色々考えている。

一見変わらないようなことを重ねていくことでしか変われないことがたくさんある。


真摯に木琴を弾きたい。

具体的には、弾く音に操られないような体勢の取り方と、人差し指で支えることを気をつけて練習しています。


5/11 Wed.

まとまった練習の時間が取れたので、新しいアルペジオの練習を始めたり、グリップを改善したり。

グリップ(握り方)を変えるときはいつも、自転車で初めて手放し運転したときみたいな気持ちになる。

そのままそのまま、大丈夫大丈夫、と思いながら弾いている。


頭の中で歌うより、絶対に速いパッセージを弾くピアノを聴いたりして、どうやったらそれが木琴でできるのかを考えていました。

グリップを改善して、マレットのヘッドが正しく木に当たる感覚を覚える。あとはやはり速いテンポのままアルペジオやスケールを弾く練習。

考えて、試しています。


ひさしぶりに、人に木琴を少し教える機会があり、コンパクトな身体の動きは大切だなぁとおもいます。


日曜日はお出かけで、代官山で素晴らしい写真展を見て、クレズマー部に行きました。

写真を見るのが最近とても好き。額縁も写っているものも活き活きしていてとても幸せな気持ちになりました。

クレズマー部はお久しぶりの大好きな方々やお会いしたかった初めましての方々に会えて嬉しかった。歌うこと、食べること、生活することが祈りになるという考え方は、なんだか救われる。


音楽をたくさん覚えたいと思いました。


木琴仲間は増えないけど、音楽仲間はなんだか出来そうで嬉しい。


5/19 Thu.

週末は二子玉川で注目のデュオ、千鈴舎で木琴ソロ、そのままライブを聴きに行って、翌日は一日ゆっくり練習したり。

最近心が疲れていたのでとても良い充電になりました。

やはり、ソロやっていいよ、って言ってもらえるのはありがたい。

一緒にやろうと言ってもらえるのもありがたい。一緒にお酒を飲みましょうも嬉しい。音楽を聴くのは何より楽しい。


元気になったので、ボクシングに行って、トンプソンの練習をしています。大きい木琴と小さい木琴を弾き分けるのは身体がけっこう辛いです。

早くケース来ないかな。

来たら全部大きい木琴で弾けるのになぁ。



ところでこのところCDを買ってくださる方が多くて嬉しいので、Facebookに出てきた2020年の今日の記事をシェアします。Facebookのアルバムで想いを綴っていたのでした。


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アルバム「CD作り」【CDを作るその4】


初めて「作曲してみよう」と思って音楽を作った時、レオレオニの絵本からアイデアをお借りしました。

絵本を読むことは実はあまりなくて(意外だとよく言われます)子供の頃にもほとんど読まなかったように思う。

文字だけの本はよく読みます。

いしいしんじさんの本を初めに読んだのはたぶん、大学を卒業して少しした頃。『麦ふみクーツェ』が最初だったと思います。麦ふみクーツェは私のマリンバの先生に似たチェロ弾きも出てくる、大好きな本です。


本はよく読むんだけど、「感想文」が苦手であんまりちゃんと書けません。


いしいしんじさんの『雪屋のロッスさん』と言う30話プラスあとがきの短編集があり、それに一曲ずつ音楽をつけてみようと思ったのが『雪屋のロッスさん組曲』の始まりです。すぐ書けるお話もあれば(1.謎タクシーのヤリ・ヘンムレン)、何回も作り直したものも(24.しょうろ豚のルル)。お話の様子を再現したものもあれば(28.取り立て屋の山田)、そのお話のオープニング(またはエンディング)テーマと思って作ったもの(4.棺桶セールスマンのスミッツ氏)も。主人公のために書いた曲も(2.調律師のるみ子さん)あります。


いしいさんのお話のどこが好きかな、と考えると、登場人物がみんな、ちょっと自信が無さそうで歪なところだと思います。自分がはみ出している気がしている。

出てくる人は子供だったり大人だったり、動物だったり色々ですが、見た目や形や産まれた場所ではなくもっと奥底の部分で私にとって身近に感じられるような気がする。大丈夫なんだな、と思えます。


木琴の不器用なところともちょっと合ってるかもなぁと思いました。


いしいしんじさんには一度だけ会いに行って、緊張して喋れないと思ったので曲を作っていることとCDにしていいですか、と紙に書いて行きました。

無事に了承をいただいています。完成したら聴いてもらうのが夢です。


雪屋のロッスさん組曲を全て録音したのでCDはなんと合計38曲も入ってます。一曲だけカバー。あとはオリジナルです。一曲だいたい1〜2分。

雪屋のロッスさんは今絶版なのですが、読んでから聴いても面白いと思います。


そろそろ文章を書く能力の限界を過ぎている。。

しかも写真が無い。


次回は、マリンバの先生のことを書くと思います。短くなると思います。



5/25 Wed.

先週末はトンプソンのロッキートップライブでした。元気の出ないこのところを過ごしていたけど、きっちり元気になりました!

悔しいところもあったけど、それも成長!

対バンのおおやまさんトリオも素敵で、お客さんもみんな楽しそうで、とても良い日だった。

翌日ワクチンを打ったため週末は予定を入れていませんでしたが、意外と元気だったので木琴弾いたり、譜読みをやったり、基礎練考えたり、ビデオを観たりして過ごしました。

手順は同じで、アーティキュレーションを変えて同じ音を弾く、という練習が面白くて(表情をつければつけるほど、ミスする。)もっと深く掘り下げたい。

ビデオは大好きな映画、「僕の大事なコレクション」を観ました。ウクライナが舞台で、「この土地は戦争(第二次世界大戦)の前はウクライナで1番豊かな場所だった」

というセリフで心が痛くなった。


次のライブはしばらく先なので、引き続き練習します。


5/31 Tue.

ひさしぶりに火曜日更新。

頭の中で色んなことがあり過ぎて、先週末からすごい時間が経ったような気がしている。

きつねのトンプソンで自宅リハをやり、ツアーの詳細が決まり、土曜日は通崎睦美さんの木琴コンサートに。そして月曜日はこぐれみわぞうさんの「みわぞうまつり」リハーサルでした。

トンプソンリハでは、ずっとああでも無いこうでも無いと迷ってた曲の構成が決まり、良い感じになりました。私の苦手なリズム問題にもみんなに付き合ってもらい、良い練習ができました。

通崎さんのコンサートは本当に素晴らしく、同じ木琴を自分がやっていることが誇らしく思えるような幸せな時間でした。少しお話しさせてもらえたり、メールしたりして、背筋が伸びた気分。がんばるぞ。

みわぞうさんのリハーサルは大ボリュームの曲たちで、難しいものもあましたが、皆さんの出す音が素敵で、どんどん飲み込んでいきたくなるような。色んな音楽が目まぐるしく続くので、その中で木琴の居場所を考えるのはめちゃくちゃ楽しいです。バラフォン風とか、ライクーダーのマリンバ風とか、竹の木琴風とか、色々やってみている。本番は6/10です。

楽しみ。


月刊木琴も、今日明日にはかけると思います。週末は、岡山だ!


2022年4月

4/5 Tue.

久しぶりに本番のない週末でした。

溜まってた事務作業にほぼ一日かかり、リハをやって、日曜日はお片付けと自分の練習。

終わりの時間を気にしないで、出来るまでじっくり練習するのは幸せだ。

微妙に違うスケールをひたすら全調やったりして、生き返りました。(そろそろ新しいスケールを始めよう。)


今までやってもやっても出来なかったことが最近少しずつ出来るようになっていて、何が変わったのかと考えている。

私は小学校の頃からソルフェージュをピアノの先生に習っていて、ピアノじゃない音色の「音程」が全く分からないと気づいたのは30歳ぐらいの時です。先日初めて同じ意見の人に出会ったので、これがスタンダードなことなのかは分かりませんが。たとえばビルエヴァンスのピアノソロは聴音できるのに、スチュアートダンカンのフィドルソロは全く取れない。ピアノ以外の楽器はピアノで音を探して弾かないと音程が不安でした。

最近それが和らいでいると感じる。

ピアノの人と合奏することは滅多にないので、ピアノじゃない音に反応できないとダメなんだけど、少しわかるようになってきている。

木琴の音でも、頭の中で鳴った音(これはピアノの音で鳴ります)をそのまま弾けるようになってきている。

耳が時間をかけて変わったのだろうかと思っています。

おもしろいので観察を続ける。



4/12 Tue.

週末はココミエのリハーサルと注目のトリオでした。アコーディオンの佐藤さんのセッションにもお邪魔しました。ココミエは久しぶりに沢山の譜面を読むことになり、がんばるぞ!と思っています。

マリンバを組み立てたのでちょっと練習してみましたが、下手すぎて悲しくなってすぐ辞めてしまった。

注目のトリオは今回も楽しかったです。次はどんな風にやろうかと考えるのが楽しい。自由に色々任せてもらえるのが幸せです。


先日、2年前の動画が出てきたので観て、あぁ、成長したんだなぁとしみじみ思いました。木琴を始めてそろそろ10年になるのだろうか。

昔、ライブを見てくれた人たちが、またきてくれたら良いのにな、と最近よく思います。すっかり別人だよ、と。

そしてこれからもどんどん別人になるよ、と。


佐藤さんのセッションは楽しかったけど、もっと出来る様になりたい気持ちで悔しかったです。でも、ベースがない状態で、パチパチ音を二人で出すのは面白い。

勉強しなくては。

アコーディオンクリニックのようなことは木琴では無理そうだけど、楽器を演奏することに対する問題や悩みを、きちんと文字にして考えられている人が沢山いることに驚きました。私は言葉にするのがいつも難しいので。


次の土曜日はトンプソンのライブなので、今週は暗譜を頑張っています。



4/19 Tue.

バタバタと日々が過ぎてゆきます。

土曜日はきつねのトンプソンで小岩ワンマンでした。満席のお客様で、本当にありがたかった。

私は前々日に手首を酷くぶつけて(自分のせい)気が気じゃない日々でしたが、特に手は痛くならず、なんとか、かんとか。

いや、もっと良いソロ弾きたかったなーって毎回思う。。まだまだだ。。


頑張ります。

来てくれたみなさま、これからもどんどん良くなるのでまた是非来てください!!


木琴のアドリブ練習に関しては、「こうやると良いのかも、」みたいなのを2年周期でぐるぐるしてる気がしますが、もう10年仲間が居ないのでなんとも言えない。

試しては考える日々。


忙し過ぎた3月末からの色々がそろそろ落ち着くかもしれないので、もう少し練習していこう。


今は次のココミエの譜読みを必死でやっています。



4/26 Tue.

練習して、大体出来るから、ほぼ出来るになって、本番で出来る、になるの、わたしは「本番で出来る」へのハードルがものすごく高いのですが、そこをどう克服するかをこのところ悩んでいた。

失敗出来ないような大きな舞台にたくさん立って活躍している方々は何が違うのかを考える。そして、全部の音を諦めないことじゃないかと思う。

左手の意識がずっと弱くて、ミスが多かったんだけど、左手を諦めない!と、思いはじめてからだいぶミスが減ってきている。

なんとなく位置を覚えて、手順や流れを掴んだら、(普段から練習をして楽器の幅を掴んでいる人なら)「ほぼ出来る」所にいると思うのだけど、そこから「本番で出来る」に持っていくのは、全部の音をきちんと意識して(諦めないで)弾くことが大事なんじゃないかと感じている。

木琴は出したい音を直接触って作れないから、特に。


週末のココミエはひさしぶりに大量の音符を正確に弾く必要があったので、そんなことを考えて練習しました。

まずまず、弾けたと思います。

成長。

立岩さんに教えてもらったピアノの方の曲がとても素敵で、YouTubeも素敵で、新しい憧れを見つけた。


思った音でアドリブを弾くことも、「諦めないこと」だと思う。

速く弾く事も、普段はあまり意識して練習しないんだけど、もう少し執着してみる。


月刊木琴は今月諦めそうです。。

がんばれ、わたし。



2022年3月

3/1 Tue.

曲を作ったり曲を作ったり、月刊木琴の文献を読んだり、週末は名古屋でサウンドパフォーマンスプラットフォームに参加したり。

エアコンは無事に取り替えてもらい。

暖かな練習室に戻りました。感謝。


週末参加したサウンドパフォーマンスプラットフォームは愛知県芸術劇場で毎年行われる催しで、ゲストと公募の「作品」が上演されます。

今年のテーマは「音と動きを解放する」。

公募に通った森田了さんの作品の演奏者として私は参加しました。

ガムランの音板を円形の台に配置することで「終わり」を失った楽器を演奏し続ける。音板の取り替えにより台中央の奏者(森田さん)が音楽を展開させていく、という面白いもの。

色んな発展の可能性のある、そしてなかなか演奏出来ない条件の作品を、沢山の方に聴いていただけて嬉しかったです。


他の出演者の方の作品も通しリハで見ることができ、久しぶりに「いま」生まれている芸術(もしくは、なんだろう。)に触れて色んなことを思いました。

私がクラシックの演奏家として「現代音楽」にアンテナを張り、勉強していたのは10年ぐらい前までですが、当時あるいはそこから20年ぐらいまで遡って触れていたものに比べ、「内面的、個人的」な作品が多いな、と思いました。また、その場その場のかっこよさが秀逸であるのに対し、作品にするにあたり切り捨てられたつまらないかもしれないものを丁寧に見てみたいとも思いました。

15年前に比べて、「見せる」ことの時間の流れが速く、内に向いているように感じました。

そしてそれを「今の聴衆」はどんなふうに感じたんだろう。

これからどこに向かうんだろうなぁ。


それにしても、今の芸術家の方々の力強い作品に触れられて、本当に幸せで光栄でした。

会場が満席だったのも(舞台裏と客席は行き来できなかったのでモニターで見る限りですが)本当に素晴らしい。

愛知県芸術劇場の方々の素晴らしいサポートと、積み重ねていらっしゃる活動に心より感謝と拍手を送りたい気持ちです。

わかってもわからなくても、楽しくてもつまらなくても、いろんな人が「自分の見てみたいもの」を探して、触れられる世界であって欲しいと思っています。



3/8 Tue.

あまりにもやることが滞っていたので、週末はインターネット見ないと決めて片っ端から取り組みました。

おかげさまで、新曲は三曲譜面(のような)形になり、販売したい譜面のデータ入力8曲も終わり、デザインデータも納品でき(これは楽しかった)、チラシも2枚描き、頼まれていた楽譜も作って送れ、大変充実していた。

木琴ソロ、あとは練習するだけ!

と言いつつもう一曲仕上げると思います。

先週森田さんのガムランにヒントをもらい、「ミュートする」という作品を作り始めている。

木琴(や、鉄琴)で、私が諦めたく無いものの一つが「アーティキュレーション」で、「ミュート」は、わかりやすく手軽にアーティキュレーション的な表現が手に入れられる気がしています。


ああでも無いこうでも無いと、楽器や仕掛けを入れ換えて音を試す時間が本当に楽しい。

ずっとやっていたいです。


トンプソンやオドラータのリハーサルもありつつ、良い1週間でした。



3/15 Tue.

木琴ソロに向けてひたすら練習と譜面作りと練習の毎日。また、思ったことはそのうち書きます。眠いです。



3/22 Tue.

18日に無事に木琴ソロを終えられました。

人と演奏するのはすごく楽しいし、今や大好きだけど、一人で準備して、準備して、マイペースに練習して、考えて、本番で初めて自分以外のひとに見せる、と言うのはやはり独特の面白さで。これからもソロを活動の一つの柱としてやっていこうと思いました。

辛いけど。家族に迷惑かけるけど。

今回作った4曲はどれも「どうして、、」ってほど難しく、難しくしたいわけじゃなくて、じゃあ聴いてほしいものってどこだろうと考えて、それがおもしろく伝わるように練習するのはさらに難しかったです。

必死に練習して出来ることが増えた気がするので、自由に弾かせてもらってる活動(アランさんとデュオやトリオとかトンプソンのテーマじゃないとこ)に活かせるといいな。

xylophoning machineはやってて面白いので聴いてる人も面白いといいな。

もっといろんなひとに聴いてほしいよ、とホメリのアルジーヌさんや聴きにきてくれた方々に言ってもらえて嬉しかったです。生演奏もどんどんやりたいけど録音物(録画物?)をおもしろく作ることも考えたい。

今を、どんどん先に進めていきたいと思います。

まさかの名古屋で再演をお誘いいただいて嬉しい。週末行ってきます。


また、今回初めて譜面を(売れる形で)作ってみて、大変だったけどやってよかったな、と思います。パソコンを触るのは割と好きです。


20日はアランさんと「注目のデュオ」立川の酒歩たからでした。あたたかいお客さまに囲んでもらえて幸せなひととき。木琴のことを色々質問してくれたり、月刊木琴をじっくり読んでくれたり。

演奏ももちろん面白くて、良い日でした。


なかなかバタバタしておりますが、これから週末のライブの練習をします。


3/29 Tue.


金曜日は夜まで森田さんの作品二つのリハーサル、土曜日はFab cafe Nagoyaで演奏、そして明け方帰った日曜日はきつねのトンプソンでロッキートップライブの週末でした。

体力がなんとか持ったのは車でずっと寝させてもらったのと、ボクシングをやってるからに違いない。

体力はそのまま集中力につながると思っています。

土曜日は、ソロでxylophoning machine、日曜日はトンプソンと、両方わりと大変な木琴の演奏だったはずなのに、なぜかあまり緊張もなく、弱気にもならず、楽しい気持ちで演奏できました。

木琴とマレットがあれば歌うだけだなぁ、という感覚に生まれて初めて近づいている気がして、嬉しい。いろんなものが味方になっていると感じます。


先週売り出してみた楽譜は3日で売り切れました。ありがたい。2巻を作る時に5冊ぐらい追加で作ろうと思っています。

そろそろ買ってくださった方に到着するので、反応がしんぱい。


今は月刊木琴を描いています。

次のテーマは籐(ラタン)なのですが、自分がマレットを使いやすいと感じるのはどう言う時なのか、うまく説明できない。

こんな時、木琴弾く人がそばにいたらいいのにな、と思っています。


怒涛の日々が少し終わり、いつもの地道な練習に戻ると急につまらない気がして、いやいやこう言うのが1番大事だよ、と思っているところ。




2022年2月

2/1 Tue.

近いライブがしばらく無いときは、自分がやりたいことを詰めて練習するチャンスで、練習がとても楽しい期間。

お正月の練習に戻り、またコツコツとやっています。

27日は助川太郎さんと渋谷毅さんのライブを聴きに高円寺グッドマンへ。磨かれた美しい音でコードが移っていくのを聴いていたら、綺麗な景色を見ているような、自然の中に居るような気持ちになりました。

空間に、点を打っていくような木琴で、この音楽に近づく方法はあるのかを考えている。


空にある点は、鳥だろうか。

点に、出来ることを考える。


週末は最近アドリブが少し上達したので、あらためてチャーリーパーカーのオムニブックを開いてみる。前よりわかる気がします。でも生まれ変わってもこんなの繰り出せないなぁと思います。


日々、スケール。


2/8 Tue.

金曜日はアランさん(acc.)と吉島くん(ds.)と「注目のトリオ」でした。いつも楽しいし、新曲もとっても良かったし、飛び入りしてくれた飯塚直さん(声や笛や色々)も素晴らしくて良い時間でした。

木琴をプラスチックの柄でカチカチ弾いてみて、これはアリだな、と思ったり。

終わって直さんに「もともとクラシックの方ですか?でも、今は違うよね。」と言われて、嬉しかった。ずっと「クラシックの人」から抜けられていない気持ちがしてたから。


金曜日のライブも、翌土曜日のトンプソンリハーサルも、グリップが良い感じにフリーに出来て、ようやく理想に近づけていると感じます。(たぶん。理想へ向かって、0.5ミリぐらい)


誰より自由に木琴を弾きたいな、と思うのです。


2/15 Tue.

普段平日は練習できる時間が限られているのですが、(そして疲れてもいる)このところ楽しく集中して練習出来ている。

曲(テーマ)をきっちり当てる練習を集中してやっていると、手の甲の疲れがひどくてどうしたものかと悩んでいたのですが、やることを10分とか15分とかでタイマーかけて変えていく練習を考えて、とても良い感じ。


テーマをさらったり、ブルースやったり、フレーズ練習やったり、奇数拍子のアドリブやったり、オムニブックやったり、短いメニューを色々やると、飽きなくて楽しいです。


また、昨日家族と、「自分が一番上手いと思う人」を本気で越えようとする人と、超えられないと始めから思う人の違いについて話をして、それについて考えている。


2/22 Tue.

練習室のエアコンが壊れて数日、室内気温10度です。暖かいペットボトルが素晴らしい湯たんぽとなり、なんとか練習出来ています。

今週末に名古屋で演奏予定の森田さんの作品のリハーサルをして、ガムランについて、作曲について色んなことを教わりました。

ふわりとした息の長い集中が求められる曲で、今の私にとても良い課題だと思っています。

楽しい。


土曜日は久しぶりのオドラータライブでした。こちらは新曲でゆっくりの曲を色々試すのが面白かったです。トレモロの表情を前より考えられるようになってきた。

特にオドラータみたいにきっちり譜面を弾く時は、とにかく練習しないと不安で、疲れてたけど練習頑張った!みたいなのでしか安心できないのを辞めたくて、気持ちをコントロールすることを挑戦している。


最近は、「上手い演奏」と「良い演奏」についてずっと考えている。


3/18のホメリでの木琴ソロに向けて、三曲ぐらい書けそうです。また、そちらにはソロの楽譜を(売り物として)作って持っていけると思います。

どうぞよろしくお願いいたします。





2022年 1月

1/4 Tue.

こちらのメモには今やっている練習の覚書みたいなものや、見たり出たりしたライブの感想を書いていこうと思っています。

火曜日更新の予定。

お正月は頭が元気な状態で時間があるので苦手なスケールを練習しています。右手から始めたり、左手から始めたり、導音を抜いたり(6thの和音で使う)属音の前に半音下と上の音を上行下行でそれぞれ入れたり、属音から始めたり。文字で書くとややこしいな。ゆっくりから耳と手で覚える。

基本的にオルタネート(左右の手を交互に使う)で弾くのですが、時々次の手が弾くのを拒否する感じがあって、そこを無くしていきたい。

頭が疲れたら半音階をやります。


去年出来なくて一番悔しかった変拍子で自由に弾く練習も始めました。まずは7から。これは成長が分かりやすくてちょっと嬉しいです。


12/30にはシカラームータのライブにも行きました。ワクワクしながら聴きました。とても楽しかったです。


あと、月刊木琴のことを考えている。


1/11 Tue.

相変わらずスケールを練習しています。

初めは全部時間がかかるけど、だんだん躓かないでできるようになって、時間が余るので次はこのスケールをやろう、みたいに進めています。

出来たやつ全部忘れないようにしたい。


1/9はアランさんとのデュオで初ライブでした。悔しいところもあるけど、新曲もできたし、面白かった。

先月ぐらいから、終わってビール飲むのも幸せだけど、ライブで木琴弾いてる時が一番楽しいんじゃないかと思い始めて、それを確かめるように弾きました。

当たってた。


1/10はロンサムストリングス/湯川潮音トリオを聴きに行きました。大変しあわせな時間でした。お店も良かった。追いかけたいような時間がたくさんありました。


最近は「練習」と「勉強」のバランスについて考えています。



1/18 Tue.

今やっているスケール練習で面白いものは、V7→Iでオルタードスケールでフレーズ作って着地する。全調。

あっっと言う間に時間が過ぎるのがちょっと困ります。

トンプソンのリハーサルで、当てていきたいスケールが割と当たったのでスケールはやはり良い。

あと、スケールに頭が疲れた時にトリプル(ダブルでも良いんだけど)の練習をやっているのも、手順の潰しが効いてる感じがして、良い。続けよう。


金曜日は水野与旨久先生のコンサートのお手伝いに行きました。先生はやはり舞台の上がめちゃくちゃかっこいいです。

素晴らしかった。

とてもとてもお久しぶりに会えた皆様もお元気そうで、しみじみ嬉しい気持ち。


土曜日は自転車を買いました。大好きだった自転車がバーストして、タイヤ全交換、他の部分も色々、だったので思い切って買い替えました。寂しいけど新しい自転車を大事にしたいです。自転車屋さんは面白くていいおじさんでした。


最近はライブに若い人はどうやったら来るのかな、と考えている。



1/25 Tue.

週末はオドラータで千鈴舎、きつねのトンプソンでロッキートップでした。

大きな木琴はまだ運べないので、トンプソンも小さな木琴で。

トンプソンのレパートリーをいろんな楽器でやるのは体力と集中力的にかなり厳しいので、早く大きな木琴を運べるようになりたい。

お正月から続けているスケール色々の練習はけっこう大変なのだけど、あ、出来る様になっている、という実感がかなりあったのでこのままがんばります。


毎日やりたいことが山盛りで、とにかく体力だなぁと思っています。あと、自分の機嫌を取ること。アイスクリームが有効。


知ってる人が聴きに来てくれたり、木琴が聴きたくてまた来てくれる人がいると、とても嬉しい。


そろそろ月刊木琴をまとめる。





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